TypeScriptとは
TypeScript(タイプスクリプト)は、マイクロソフトが開発している オープンソースのプログラミング言語です。 2012年に発表され、Javascript(ジャバスクリプト)が苦手としている 大規模開発に向いている言語として知られています。
特に、大規模サイトの制作時には、 複数社が作業範囲を分担して制作を進めていくケースがあります。 そのような時に活用することで、エラーの発生確率を下げ、効率的に制作できる、 TypeScriptについて、今回簡単にご紹介させていただきます。
TypeScriptに取り組むメリット
普段私たちが何気なくみているウェブサイトも、 エンジニアが様々なプログラミング言語を一つ一つ記述して 初めて閲覧できるようになります。
莫大な量のプログラミング言語を記述する必要があったり、 制作途中で仕様が変化したりなどの理由から、 気をつけていても中々気付きにくいところでエラーが発生していた、 なんてこともあります。
そこで、TypeScriptというプログラミング言語を用いることにより 以下のような恩恵を受けることができます。
エラーチェックを自動化でき人的ミスが発生しにくくなる プログラミングコードを書く時間を短縮できる 大規模開発を効率的に行うことができる
お客様へのメリット
TypeScriptの導入には、実はお客様にもメリットがあります。
人的ミスが発生しにくくなれば品質も向上します。 エラー発生が比較的起きにくいTypeScriptを使用することで、 当然ながら、サイト上のエラーが少なくなります。
簡単には気づきにくいエラーも含めて全体的にエラーが抑えられるので、 「公開後になってからエラーに気づいた!」という事態にもなりにくくなります。
エンジニアがプログラミングコードを書く時間を短縮できたり、 大規模開発を効率的に行えるようになると、 同じ規模のウェブサイトでも、TypeScriptを使用しない状態と比較して、 制作そのものの期間を比較的短縮できるので、 検証期間をその分長くとることで品質の向上も図れます。
戦略を大事にする大規模なサイトに
今回ご紹介しましたTypeScriptは、制作側にもお客様側にもメリットが多く、 特に大規模なサイトの構築に向いている技術です。
私たち先駆は「戦略」を非常に大切にしています。 「短納期かつ見た目にこだわった、数ページ規模のウェブサイトを作る」 より 「時間を掛けて、戦略も検討しながら、大規模なウェブサイトを作る」 方に強みを発揮します。
新たな技術でお客様にご満足いただけるよう、 さらに、サイト利用者にもしっかりと伝わる高品質なウェブサイトとしていけるよう、 先駆という名に恥じないように、 これからも、最先端技術を日々研鑽してまいります。