2021年8月に夏期インターンシップを実施しました。 今回は3名参加されました。
コロナ禍のなかでの三回目のインターンシップ。 今回は、夏に東京の感染状況がピークを迎えていたこともあり、全体的にリモートでの開催となりました。
目次
勤務形態について
前回は感染状況がある程度落ち着いた時期であったため希望者は出社日を設けましたが、今回はコロナの感染状況がピークを迎え、緊急事態宣言が長引いている状況下だったこともあり、希望者はいましたが全面的にリモートでの開催となりました。
業務支援体験や人間的なコミュニケーションの量や質では顔を合わせてでの体験には届きにくいものの、個々人の課題には集中できる環境ではあったものと思います。
プログラムについて
これまでのプログラムを踏襲し、個々人のポートフォリオサイトの作成を課題としました。
具体的には以下の記事で紹介しています。
自己と向き合い、これから職を得ていくにあたって、自分を評価してくれる相手とはどのような人であるか、その相手にどのようなイメージを持ってもらいたいか、あるいは、持ってもらいたいイメージに自身を近づけていくためには、どのようなコンテンツが必要か、どのような行動・実績が必要かを掘り下げて考えるプログラムは、このような感染症に大きな影響を受け、顔をあわせて同じ空間で自分を見てもらうことのハードルが高くなった世になってなお、インターンシップのプログラム終了後の本人の人生を支える力になってくれるものと期待します。
成果物について
当人達の作成した成果物は個人情報の関係もありここでは公開できませんが、いずれも、人間性やこれまでの人生、これから歩みたい生き方が反映されたよいウェブサイトであったと思います。今回は、特に、プレゼンの際に目的意識をしっかりと説明ができる学生が多かった印象です。
良いものを作れるかどうかに加えて、その価値を説明できるかどうかという能力は、どの業界であっても求められる能力です。これから彼らが大きく羽ばたいていくことを期待します。
担当者総括
オフラインでの学生との顔合わせを一切行わなかったので、インターンシップが上手く行くのかどうか心配でしたが、参加した三名とも積極的に発言してくださったため、全日程オンラインではありましたが、コミュニケーションがスムーズに行きました。
また、学べるものは全て学ぼうという貪欲な姿勢を感じました。 社員から指導された内容を素直に吸収したり、タイピングの重要性を伝えるとプライベートで練習をされていたりして、非常に熱心に取り組まれていました。
参加してくださった学生が成長できるように、次回以降のインターンシップも、より良いものにしていきたいと思います。
インターン生からの感想
今回インターンシップをさせていただく中で最も自分の力になったことはポートフォリオ作成の経験です。
初めてそれを作成するということで、作成前に行ったペルソナ検討や自己分析に苦戦しました。しかし、そのおかげで真剣に自分に向き合うことができ、自身の強みなどを見つけることができました。
また、社員の方々からはプロ視点のアドバイスをいただくことができたため非常に貴重な経験となりました。
今までの実習期間を通して得た新たな学びや発見を、自分の将来に生かしていきたいと思います。
私はインターンシップを通して、一週間毎にスケジュールを立て、計画通りに進捗せずとも、設定された時間までに臨機応変に対応する、時間管理の能力が重要だと学びました。
自分自身を分析し、自分をアピールするための様々な検討があり、そこで具体的に書きだすことで自分の考えを明確にできたので、就職する際は今回教えて頂いた通りに、もう一度自分を見つめ直そうと思います。
ペルソナ検討において、自分を評価する人物像を掴むことで、相手が何を求めているかを知り、評価してくれるようなアピールを考えることが出来ることを学びました。
ポートフォリオサイトの作成においては、過去1番自分と向き合ったと思います。自分がどんな人間で、何のために、誰のために発信するのかを深く考えることができました。
様々な実習を通して、自分を知ると同時に、大切な心構えを学び、かけがえのない時間になったと思います。