AIと、自分の「段取り」そのものをつくり直した一日

Blog
いくつもの小さな箱の山を背に、大きな箱の前でくつろぐ会社員と、クレヨンの手書き文字「ワンルーム最強の法則」
2026.09.09
仕組み, 日常の法則, AI
日常の法則の投稿者 ノリヲ
社長のスタンド ノリヲ

メモ帳が、迷いの墓場になっていた

仕事をしていると、一日のあいだに「気になること」がぽつぽつ湧いてきます。あの件に返事をしなければ。いつかあれを試してみたい。

そういうものを、私は移動中でもパパッとメモのアプリに放り込むようにしています。頭の外に一度出してしまう。ここまでは、なかなか良い習慣です。

問題は、その後でした。放り込んだメモを一つずつ見て、「これはやること」「これはいつか考えること」と仕分けて、それぞれの置き場所へ移す。置き場所は、やることの一覧、いつか考えることの一覧、いま動かしている仕事の一覧……と、気づけばいくつもありました。溜まるほど開くのがおっくうになり、開いても、そっと閉じる。

ありゃりゃ

気づけば、メモ帳は迷いの墓場になっていました。入れるのは得意なのに、出すのがさっぱりです。

まさか、ふたが重くなる呪いが

もしかして私のメモ帳には、開くたびにふたが少しずつ重くなる呪いがかかっているのか!?

うーむ

そんな呪いは、どこの昔話にも出てきません。重くなっていたのは、たぶん私の腰のほうです。

なぜ、開かなくなったのか

AI と一緒に段取りを見直していくうちに、詰まっていたのはメモそのものではないと分かってきました。仕分け先の箱が多すぎたのです。几帳面な側面もある私は、そのメモの仕分け先をたくさん用意していたのです。なので、メモを見て、どの箱かを決めて、その箱を開けて移す。確かめるときも、箱を一つずつ開けては閉める。このひと手間が、メモ1つを仕分けるたびに発生するのです。

はっ

しかもよく見てると、「いつか確認すること」と「いま確認すること」という2つの箱がありました。この違いは、タイミングだけですが、状況が変わったら、私はわざわざ箱から箱へ移し替えていたわけです。

部屋の多い家より、ワンルーム

部屋がたくさんある家に住むと、どの部屋のどの収納に何をしまったか、だんだん分からなくなりますよね。移動して確認しに行くのが面倒で、結局いつもの部屋にあるものばかり使ってしまう。ワンルームなら、ぐるりと見回すだけで全部が目に入ります。それでも散らからないのは、よく使うものは手前に、たまにしか使わないものは奥の棚に、と置き場所を分けているからです。箱を増やすより、一つの部屋の中で手前と奥を分けるほうが、人はちゃんと見に行けるのだと思います。

ワンルーム最強の法則でした

置き場所は、増やすほど見なくなる。 いくつもあった箱を一つにまとめてみると、開け閉めのたびに出てた、ため息がなくなりました。部屋は少ないほうが、かえって暮らしやすい。「ワンルーム最強の法則」、まさかの結論です。

やったことは二つだけです。いつか確認することも、いま確認することも、一つの画面に並べて、締め切りだけを設定する。そして、ふだんは締切の近いものだけを見るようにしました。そして、期限を決めていない、つまり普段は見ない奥への振り分けたものは、AI に任せるようにしました。それができるようになった際、または必要になった際、AI がお知らせしてくれます。

こうしたアイディアでさまざま整理をした結果、これまで十数個あった箱は、5つになりました。

みなさんも、たくさんのメモやアイディアが溜まっていてモヤモヤしたりしませんか。そうしたときは、箱の数を疑ってみると、案外すっと動き出すかもしれません。