日本障害者リハビリテーション協会

Works

本や教科書を読むうえで障害がある児童・生徒に役立つ オンライン教科書閲覧システム

基本情報

クライアント公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会様
法人公益財団法人
業種障害者福祉事業
サイト形態ウェブシステム開発
ご利用のプランウェブサイト構築、ウェブシステム開発
制作期間約6ヶ月(ヒアリングからプレオープンまで)
公開日2021年10月1日(プレオープン)
スコープリニューアル
スマホ対応(レスポンシブ)
運用サポート
コーディング
システム要件定義
ウェブシステム開発
プロジェクト管理

概要

アクセシビリティに対応したマルチメディアのデイジー(DAISY)は、主に視覚障害のほかに学習障害、知的障害、精神障害など多くの障害でお困りのかたに有効な、音声とテキスト・画像をシンクロさせることができるフォーマットとして世界数十カ国で活用されています。

近年、GIGAスクール構想に伴い、教育現場の環境変化へ対応するため、データやアプリの事前ダウンロードを必要とせず、生徒個々の端末から簡単に閲覧できるシステムが必要とされるようになってきました。

DAISY教科書は、従来は、専用のアプリとデータをダウンロードして手元の端末で再生する仕組みでしたが、先駆は、発注元のお客様のご要望をもとに、ID・パスワードでログイン・ログアウトが可能な、オンラインでも閲覧・視聴できるプラットフォームを構築しました。

課題

ログイン・ログアウトの実装は一般的な内容ではありましたが、オンラインでのDAISY教科書の再生については、ファイルサイズが大きくなりやすいことと、教科書のデータを配信する関係で授業時間にアクセスがどうしても集中することから、再生開始までの時間が長くなってしまうことが課題でした。

解決するべき課題は大きく分けて二つでした。

  1. 事前のファイルダウンロードを前提とした場合、大きなサイズ、数の多い画像や音声等の教科書内のすべてのデータを再生前に読み込ませる必要がある。
  2. 小中学校の授業で使用されるため、多数の教育現場で同じ時間帯に利用され、アクセスが集中する状況にある。

施策

LazyloadとCDNで快適な読み込みを保証

画像ファイルダウンロードについては、それぞれのファイルが必要になる直前に画像を読み込む、Lazyloadという遅延読み込み導入により課題を解決しました。

同時アクセスについての課題はCDNを導入し、ストレステストも実施し、問題なくサービスを提供できる環境を整えました。

保守作業も行いやすいようCMSにも工夫がされています。

公開後の改修でさらに便利に

公開後、専用のソフトウェアがなくてもアプリのようにインストールして使える「PWA(プログレッシブウェブアプリ)」版も開発してリリース。そのほか、公開後にも改修を続け、ますます便利になっています。

Focus

機能紹介

「ほんだな」の画面で、再生したい教科書を選びます。

このサンプルではひとつだけが表示されていますが、実際は、教科書を選ぶと単元の一覧が表示され、学びたい内容だけを選んで再生ができます。

ルビの表示非表示や、音声での再生位置のハイライト、文字の拡大縮小など、印刷された教科書では読みづらい児童・生徒にも、内容の把握に役立つ機能がさまざま搭載されています。

Member

体制

NPO法人サイエンス・アクセシビリティ・ネット:DAISY教科書データ提供、再生UI提供

株式会社先駆:リニューアル、スマホ対応(レスポンシブ)、運用サポート、コーディング、システム要件定義、ウェブシステム開発、プロジェクト管理

代表取締役社長 中根 茂雄
デザインエンジニア 鈴木 啓一
フロントエンドエンジニア 黒川 雅和
プログラマー 村上 健自