東京富士美術館

Works

データベースを活用した、来館者のための展覧会アーカイブ

サイト更新と連動し、自動で最新の情報が表示される展覧会アーカイブ

2023年4月1日に施行された改正博物館法で、博物館の事業に「博物館資料のデジタル・アーカイブ化」が追加されました(第三条)。

かねてより、東京富士美術館様は、ジャパンサーチと連動した形で、収蔵品のデジタルキャプションや、ウェブサイト上のギャラリー機能など、データベースを活用した先進的な取り組みを進められていましたが、さらに活用の幅を広げる試みのひとつとして実装したものが、今回、先駆がウェブシステムの構築を担当した、館内のデジタルサイネージにおいてタッチパネルで操作できる展覧会アーカイブです。

ウェブサイト上にも、過去の展覧会のデータを活用して、画像や詳細情報を参照できるコンテンツはすでに展開されていますが、この展覧会アーカイブでは、ウェブサイト上に登録されているデータを活用しつつ、大画面での表示や、特定の端末でのタッチパネル操作を前提として、それらに最適化されたインターフェースに再設計しました。

また、情報量としてもあまり複雑になりすぎないように調整し、はじめて操作されるかたであっても、一緒に来館された方と体験を共有しつつ、快適に閲覧していただけるようにしました。

デジタルアーカイブは、ある程度知識があるかたの活用を想定した形での展開は数多くありますが、実空間に、積極的に直接目に触れる形で設置し、触れていただくことで、データの蓄積のみではなく、体験としての価値を提供することができます。

ポスターが並んで表示される一覧ページから任意の展覧会を選択すると、その他のポスターやチラシ、展覧会開催時の様子がわかる動画などが表示されます。ポスターやチラシは拡大表示が可能です。QRコードを読み取ると、その展覧会のために開催されたイベントなど、もっと詳しい情報をウェブサイトのほうで確認することもできます。

また、ウェブサイトの展覧会詳細ページと同様に、やさしい日本語での自動ルビ表示や言語切替にも対応しました。

Focus

PWA化でスムーズな閲覧体験

プログレッシブウェブアプリ(PWA)として構築しました。タッチパネルに接続したコンピューターにインストールして使用することにより、大量の画像を表示させながらも、快適な閲覧体験を実現しました。また、ウェブサイトの更新との連携も支障が無く、表示対象の展覧会が開催されれば、自動でサイネージのほうも更新される利便性も確保しました。

Member

代表取締役社長 中根 茂雄
マーケター・WEBプランナー 田中 啓子
クライアントパートナー・プロジェクトマネージャー 亀岡 文彦
フロントエンドエンジニア 黒川 雅和
エンジニア 石橋 賢治