ウェブサイトは「公開して終わり」ではありません。
むしろ、公開後の運用こそがサイトのコンバージョンに影響します。
WordPressは非常に自由度が高く、デフォルトの仕様でも優れた機能を数多く備えていますが、サイトの運用内容に合わせて管理画面を最適化することで、よりスムーズで直感的な情報発信が可能になります。
今回は、クライアントが迷わず、かつ安全にサイトを更新し続けられるよう、制作側が配慮すべき、管理画面カスタマイズのポイントを整理して解説します。
運用のノイズを減らす「メニューの最適化」
WordPressの管理画面には、標準で多くの機能が備わっています。しかし、一般的なお知らせ更新やブログ投稿のみを行うクライアントにとって、使わないメニューが並んでいる状態は、誤操作や混乱を招く原因になります。
不要なプラグイン・テーマの整理
初期設定時に導入したものの、運用では使用しないプラグインや初期テーマは削除しましょう。メニューがスッキリするだけでなく、脆弱性を突かれるリスクを減らすことにも繋がります。
権限に応じた表示制御
「管理者」権限を渡すのではなく、更新に必要な機能のみに絞った「編集者」権限などを適切に設定します。触る必要のない設定項目を隠すことで、クライアントは自分の作業に集中できるようになります
表現力とウェブアクセシビリティを両立させる「ブロックエディタの整備」
ブロックエディタ(Gutenberg)は、文章や画像を「ブロック」という単位で直感的に組み立てられます。しかし、初心者だと自由度が高すぎるがゆえに「デザインが崩れる」「操作が複雑」といった課題も生じるため、制作側によるエディタの事前の整備が重要になります。
専用入力ブロック「Lazy Blocks」の活用
汎用的なブロックを組み合わせるのではなく、そのサイト専用の入力ブロック(Lazy Blocks)を作成します 。あらかじめデザインやレイアウトが固定されているため、決められた入力欄にテキストや画像を入れるだけで、誰が更新しても統一感のあるページが完成します 。
ウェブアクセシビリティへの配慮
音声読み上げツールが正しく情報を拾えるように見出し構造を整理したり、画像に意味のある情報が含まれる場合は代替テキストの入力を促すなど、すべてのユーザーに情報が伝わるように整備します
まとめ
「公開して終わり」ではなく、クライアントがどのように情報を発信していくのかを想像し、管理画面仕様を最適化しておく。使いやすい管理画面は、更新頻度の向上に直結し、結果としてウェブサイトのコンバージョンを上げることに繋がります。
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